シオンの技術の原理は、ノイズキャンセリングヘッドフォンのようなものですが、これを室内に向けに応用したものです。ハードウェアの中心原理は非常にシンプルです。部屋の中の音源が発する波と180度位相が反対の音波で、プレートの表面を振動させるのです。

私たちのハードウェアは、ソフトウェアシステムによってコントロールされています。システムを導入する際には、1時間の校正作業と1時間の微調整を行います。この間に、DSP-AIシステムが部屋の音の特徴を学習します。部屋のさまざまな場所での周波数濃度の違いなどのデータを学習していくのです。ですから、メインのオーディオシステムから周波数帯域が入力されると、DSPシステムは各パネルに対して正しい周波数を選択して送ります。こうして、室内のノイズやエコーを最小限に抑えてコントロールし、リスニングエリアでは最良の音響を実現するのです。